コンビニ勤務を初めて半年ほどの方向けの記事です。
こんな疑問に答えます。
結論:覚えることはたくさんあります
この記事の内容を実践できれば、あなたは半年後にはベテランコンビニ店員になれるでしょう。
コンビニ未経験から店舗責任者として勤務
店舗をよくするために試行錯誤を繰り返す
3年目に売上対初年度比120%を達成、店舗別売上で支店1位になる
4年目以降も110%台をキープ
勤務歴8年
コンビニ勤務を半年ほど続けると自分が勤務する時間帯の業務はほとんどできるようになっているでしょう。
初心者マークが外れて、いよいよ一人前のコンビニ従業員になる頃かと思います。
自分の勤務する時間帯の業務がそこそこできるようになると、自信もでてきますし、心の余裕も生まれるでしょう。
しかしここで気を抜いてはいけません。この時点であなたはまだコンビニ初心者を卒業しただけの状態だからです。
コンビニ初心者を卒業すると、たいていの業務は一人でできるようになっているので、周りの従業員もあなたに色々と教えることをしなくなります。
このころから新人の成長には格差が生まれだします。それはおそらく意識の違いだと思います。どのような意識かというと、”学ぶ意識”です。
パターン1:学ぼうとしなくなる人
パターン2:学び続けようとする人
パターン1の人は、周りから何も言われなくなったのは”自分が一人で何でもできるようになったからだ”と思います。
パターン2の人は、周りから何も言われなくなっても”自分はまだまだ覚えることがたくさんあるから頑張らなければ”と思います。
どちらの方がより成長できるかは明白です。パターン2の方です。
今回は”業務ができるようになったら次にすること”を紹介します。
もくじ
✔ 商品とサービスを覚えよう
✔ お店全体と各時間帯のことを知ろう
✔ 新人に業務を教えられるようになろう
✔ セールやイベントを知ろう
✔ 発注を覚えよう
順に解説していきます。
✔ 商品とサービスを覚えよう
店舗で販売している商品を知りましょう。必要な商品の知識は以下の通りです。
自分の働く店舗ではどのような商品を取り扱っているのかを知りましょう
商品知識は絶対必要です。
お客様からの問い合わせの際に商品を知らないと案内できません。案内できないと売上になりません。
・ 商品が店舗のどこに陳列されていて、在庫はどこに保管されているのかを知りましょう
お客様に商品を案内する為には、商品が店舗のどこに陳列されていて、在庫はどこにあるのかを知っていないと販売し損なう(チャンスロス)事になります。
サービスの知識は以下の通りです。
店舗に設置されている端末ではどのようなサービスがあるのかを知ろう
コンビニには陳列されている商品の販売の他にも店内に設置された端末から色々なサービスが利用できます。
CVS大手3社の端末はローソンのLoppi、ファミリーマートのFamiポート、セブンイレブンはマルチコピー機一体型の端末があります。
サービス量はかなり多いです。全てを覚えるのは大変です。先輩に聞いてみたり、自分で利用してみて、どのようなサービスがあるかをざっと把握しておきましょう。
商品以外のサービスは他にもあります。ATM、コピー機、宅配などです。
ATMやコピー機はセルフサービスが基本ですが、使い方がわからないお客様が結構います。使い方を聞かれたときに対応できるようになっておきましょう。
上記の端末は日々のメンテナンスも必要になります。コピー機だと用紙の補充、トナーの交換などです。各端末の扱い方も覚えておいたほうがいいでしょう。
端末は故障します。修理依頼先の電話番号なども確認して、迅速な対応ができるようにしておきましょう。
✔ お店全体と各時間帯のことを知ろう
お店全体まで視野を広げよう
各業務を覚えたら、視野を広げていきます。自分がする業務だけでなく、店舗の状態(混雑具合、売り場の状態など)や業務の進行状況にも気を配れるようになりましょう。
店舗の状態に気を配りつつ、一緒に働く従業員と役割分担しながら業務を進めていけるようになりましょう。
各時間帯の業務を知ろう
自分が働く時間帯以外の業務を知りましょう。業務内容を違う時間帯に働く従業員に聞いてみてもいいですが、たまには違う時間帯に勤務してみるのもいいかもしれません。
コンビニは時間帯で業務内容が変わります。自分の時間帯にはやらない業務もあるはずです。
他の従業員が自分が働く時間帯の前後にしている業務を知っていれば、出勤時に業務の進行状況を把握しやすいです。
退勤までに時間が取れそうなら、次の時間帯の業務を終わらせておくこともできます。
色々な時間帯に勤務してみて、全時間帯の業務を一通りできるようになれば、あなたはお店でかなり重宝されるでしょう。
✔ 新人に業務を教えられるようになろう
勤務年月が長くなると新人が入ってきます。多くの人が新人を教えるのを嫌がります。
しかし新人を教えるのはチャンスです。新人に教えることで自分も業務復習ができるからです。
新人を教えることのメリットは他にもあります。あなたが新人に上手に業務を教えることができれば、新人はあなたを信頼します。
信頼されると仕事がしやすくなります。新人はあなたを信頼しているので、あなたの指示に素直に従ってくれるでしょう。
✔ セールやイベントを知ろう
コンビニは毎週セールやイベントをしています。
勤務開始時にストコンで今日はどんなセール、イベントを開催しているか確認する癖を付けましょう。セール、イベントを知っていればお客様にもセールストークしやすくなります。
FFなどのセールをすると販売数が一気に増えます。
販売が増える=作成が増えるので、作成の段取りが重要になります。
セールを知っていれば事前の段取りができるので、忙しい時間帯にセール商品がなくなって、さらに忙しくなることを回避しやすくなります。
✔ 発注を覚えよう
発注ができるようになれば、コンビニ業務をほぼ網羅したことになるでしょう。
コンビニの発注は一括発注などの簡単な機能があるので、日々の発注は簡略化されています。しかし、一括発注は過去のデータに基づいた発注しかできません。
前項で書いたセール、イベントにはうまく対応できていないのです。なので自分で考えながら発注するスキルも必要になります。
発注者は翌週、翌々週のセール、イベントも把握しておくべきでしょう。
発注をすると、商品の動きが把握できるようになります。よく売れている商品や逆にあまり売れていない商品が分かってきます。
売上を伸ばす為に商品や棚割りの変更をしたほうがいいのではと思うこともあるでしょう。積極的に店長やオーナーに相談しましょう。
アルバイトが”売上を上げる為の提案”をすると、店長やオーナーは”この人はお店の売上のことまで考えてくれているんだ”と感心します。あなたの評価は上がるでしょう。
ここでの注意点は、商品や棚割りの変更はあくまで提案として相談することです。
承諾なしに勝手に変更すると逆に評価を落とすかもしれません。提案が受け入れられないこともあるでしょう。
仮に受け入れられなくても、へこむ必要はありません。提案すること自体が大事だからです。
今回は業務を覚えたら次にすることを紹介しました。
✔ 学び続けることを意識しましょう
✔ 商品、サービス、セール、イベントの知識をつけましょう
✔ 店舗全体に視野を広げて働けるようになりましょう
✔ 積極的に新人教育に参加して、自分のチルドレンを増やしていきましょう
✔ 発注業務で”考えて提案するスキル”を磨きましょう
皆さんのコンビニライフが充実したものになりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ほかにもコンビニアルバイト初心者向けの記事を書いてますので、興味のある方はそちらも見てみてください。
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